10月度安全パトロール⑤
明け方過ぎに起きた息子とゴロゴロしていたら、
息「お父さん、痛いところない?」
急に耳元で囁いてきたので、
私「こころ」
ちょっと意地悪してみたところ、
息「こころってどこ?みみ?」
引きちぎられる勢いで引っ張られました。
私「違うよ、ここ」
左胸を指したら、そこに絆創膏を貼ってくれました。
これは確か、息子の足に二日ほど前から貼ってあったやつです。
嬉しいのでそのままです。
さて今回も、前回の工事と同じく東濃森林管理署発注の「中津川(一の沢)復旧治山工事」の現場です。
この事業はヘリコプターによる緑化資材散布作業で、航空実播工(こうくうじっぱんこう)と呼ばれます。
ヘリコプターの飛行の様子はすでにHPにUPさせて頂いておりますが、この日はお昼頃から散布現地に霧が出てきたため、ヘリの安全を考えこの日は午前中で散布は中止となりました。
中津川(一の沢)復旧治山工事 (tcc-tsukechi.com)
中津川(一の沢)復旧治山工事② (tcc-tsukechi.com)
そんなわけでヘリポートの様子をご覧頂きます。
ヘリポートには散布する資材として、在来種のイタドリやヤマハギなどの緑化種子の他、肥料や定着材がうずたかく積まれ、これらがトラックに積まれた専用の攪拌機で混和され、バケットに入れられヘリコプターで作業現地まで運搬し散布します。
ヘリコプターの先端になにやら赤い毛糸のようなものがあり、気になると我慢できない社長が
「これは何?」
と聞いたところ、飛行中に横風を確認するものみたいです。まぎれもない赤い毛糸が使われていました。
高性能な機械器具の中でこういったベーシックなものが大切と聞いて、なにか嬉しい気持ちになりました。
この話を会社で聞いた曽我誠営業部長が早速「これは何?」の名称を聞いてくれました。
部長曰く、「滑り計」と言って、ヘリコプターのブレード(羽)が左方向に回転し始めると作用反作用の法則により、ヘリコプター自身(機体)がブレードの回転方向と逆方向に回転し始めてしまい、このままではヘリコプターは飛べなくなる。
ヘリコプター自身の回転を止め、真っすぐ飛ぶ姿勢を得るために、その回転方向と反対方向の力を発生させるテールローターが取り付けられており、外に着いている「滑り計」の毛糸がまっすぐの位置か、左や右に流されているかで、まっすぐ飛んでいるか、機体がどちらに回転しているかの安全の「見える化」ですね。
と説明してくれました。
社長から作業中のみんなに安全作業の御願いを。作業の様子を聞いたところ、このヘリポートから作業現地へ飛行して散布し戻るのに約8分とのこと。
緑化資材の混和には3分程度が必用で、近い現場だとヘリが4,5分で往復するので、資材の準備で大忙しになるといった話が出ていました。
ヘリポートは一般道にも面しており、注意看板や協力をお願いする看板など安全対策にもしっかり取り組まれています。
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今日のBGM♪ヘチマの花/スピッツ