三ツ緒伐り研修
姉は良い曲を見つけると聴かせてくれるのですが、イントロの10秒くらいで、
「めっちゃ良くない?」
と聞いてくるし、英語の歌なのに
「歌詞もめっちゃ良くない?」
と聞いてきます。(姉は訳詞を読んでいます)
英語なんてsukiyaki songくらいしか分からないので戸惑っていると、
「泣けちゃうんだよね~この曲ここが、、、、」
勝手に語り出すので、いつも放っておきます。
さて本日は、森や木に関わる生き方をめざす人のための専門学校である【岐阜県立森林文化アカデミー】にて行われた、三ツ緒伐り研修の報告になります。
【三ツ緒伐り】とは、斧で大径木を伐採する手法です。
今でも、伊勢神宮の式年遷宮の際に使われる御用材を伐採するときに用いられています。
【伊勢神宮の式年遷宮】とは、20年に一度社を建て替えるお祭りのことで、そのお祭りに奉納する木を切り出す式のことです。
弊社も以前、協力会社のつけち創工社と共に、この式年遷宮に参加させて頂きました。
今回は講師としてつけち創工社から無量小路さん、アシスタントとして弊社の熊田森林課長が参加させていただきました。
まず伐倒木の周辺の安全確保、障害物の除去を行い、伐倒方向の確認を行いました。
その後、無量小路さんの指導で紐をあてながら斧で削り取る部分と残す部分を印しました。
皆で木にお祈りをささげた後、斧で彫る作業開始です。
疲れがケガにもつながるので、皆で順番に順番に交代して彫りました。
途中、無量小路さんの勧めで、熊田課長も斧を振らせてもらいました。
学生の皆さんの頑張りで、1時間半ほど経ったところで無事に伐倒完了。
卒業間近の生徒さんばかりで、多くが林業事業体に就職が決まっているということ、女性が1/3ぐらいいたことが印象的でした。
いつか立派な森林技術者になった皆さんとまた一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
来る式年遷宮の儀式に向けて、三つ緒伐りの技術を高めていきます!
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今日のBGM♪ラストシーン/布袋寅泰