
選挙看板設置
学生のころ、失恋直後の友人から頼まれました。
「俺にまだチャンスがありそうかどうか、彼女に探りを入れてほしい」
(まともに女の子と話せない僕に頼むなよ、、、)
と思いましたが、あまりにも辛そうな顔をしていたので、断れませんでした。
仕方なく、放課後。電車を待つホームで、彼女にメールを送ってみました。
「久しぶり!元気?」
するとすぐに返事がきて、
「元気だよー!元気だった?」
わりと普通に会話が始まりました。
(よし!これは探りいけるかも…!)と思ったその瞬間。
ふと顔を上げると、向かいのホームに、彼女が立っていました。
見知らぬ男の子と、手をつないで。
手をつなぐ二人。向かいには僕。
このシチュエーションになぜか僕が気まずくなってしまい、ホームのベンチに座ったり、立ったり。
電車一本見送りました。
その夜、友人に聞かれました。
「どうだった?」
僕は言いました。
「うーん、元気そうだったよ」
それ以上は言えませんでした。
今回は選挙看板設置になります。
動画はこちらから!
普段よりひとまわり大きなサイズの看板でしたが、いつも通り、1枚あたり10分以内で設置完了。
段取りとチームワークの良さで、次々とスムーズに立てていきました。
選挙が始まると、候補者の顔が街に増殖しはじめ、
空中には「正義」「希望」「笑顔」「情熱」などの抽象名詞が舞い始めます。
どのポスターを見ても、たいていは真正面から微笑んでいて、たまに拳を握っている。
そんな中、僕は思いました。
やっぱり信じられるのは「努力・友情・勝利」──週刊少年ジャンプだけです。
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今日のBGM♪毛皮のマリーズ/ビューティフル