10月度安全パトロール⑦
急に寒くなってきたのでストーブを出しました、妻が。
灯油を入れるときはジャンケン制なのですが、いつも負けます。
灯油のストックは外なので、できれば勝ちたいです。
KAT-TUNのようにギリギリでいつも生きていたいので、いつも灯油をギリギリまで攻めます。
溢れます。
飛び散ります。
「去年もやったっけ?」
と妻に聞くと
「毎年だわ!」
と叱られます。
寒空の下、玄関でパンツ一丁になり、お風呂に直行です。
10月21日(木)に森林部、つけち創工社の現場において安全パトロールを実施しました。
まずは森林部が取り組んでいる林野庁中部森林管理局 東濃森林管理の署発注の現場です。
【加子母裏木曽国有林ほか 森林環境保全整備事業(下刈ほか)東濃1】
いわゆる造林・保育といった作業で、治山事業のように特定の一箇所で仕事といった感じではなく、あちらこちらの作業箇所で作業を実施します。従って移動が多い仕事です。
作業の種類としては、植えた木の生長を阻害する草や灌木を除去する「下刈」と、作業箇所を移動しやすくする「歩道整備」。
そして、植栽木がカモシカなどの食害を防ぐための「忌避剤散布」があります。
この日は付知町から特に遠い加子母裏木曽国有林71林班。長野県との県境に位置する”真弓峠”付近で歩道整備として笹の刈り払い作業です。
この「真弓峠」は”王滝新道”の長野県境にあります。
王滝新道というのは古くは名古屋方面から王滝方面への最短経路として、林業経営や物流、交通の基幹路として活用されたほか、御嶽山に至るための信仰の道としても利用され、明治の末に中央鉄道(現在のJR中央本線)の開通により利用の頻度は少なくなったようですが、今は国有林の「瀬戸川高樽林道」の峠となっています。
王滝新道の説明は、中部森林管理局のHPで東濃森林管理署がUPしている「管内の見どころビューマップ」の中に「王滝新道」の説明看板の写真があります。
さて、現地まで付知町の会社から車で所要時間1時間20分。真弓峠近くの林道は崩土や落石も多く注意して運転です。
現地では2名が作業。
熊田課長(写真左)と、最近は内勤ばかりで、久々の現場にエンドルフィン出まくりの浅井さん(写真右)です。
紅葉が始まった現地では、社長から10年くらい前にこの峠を越えて、長野県側の国有林で治山工事を施工した際発生した労働災害について触れられ、安全作業の取り組みを指示されました。
現場では移動が多いこともあり、持ち運びできる安全看板など使って安全対策に取り組まれていました。
ところで近年カモシカのみならず、ニホンシカが標高が高い山にも入ってきており、中部森林管理局でも重要課題の一つと位置づけられています。
ここでの作業中に真弓峠近くで10月7日にニホンシカを確認。
森林管理署の国有林を管理する森林官に連絡するなど、被害の防止に向けた取り組みにも協力しています。
2人と別れて少し戻ったところで、みんなが作業した箇所を遠望。
笹が濃く繁茂しており歩くだけでも大変だったと話していたことを実感する景色でした。
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