生コンクリート打設
高校生の頃、僕は窓側の席でした。
いつもカーテンと戯れ、静電気で天然パーマを直毛にする作業に勤しんでいました。
ある日、いつもと同じようにカーテンと戯れていると、中庭に男子がいました。
中庭にあるレンガを使って、ドミノ倒しをしていました。
(これまた一興だ)と思いながらもカーテンと戯れていたら、彼が近づいてきて、
「おめぇ!俺のドミノ笑っただろ!」
と怒鳴り散らし、校舎裏に引っ張られて、5人くらいにボコボコにされました。
(僕はさらさらストレートヘアに憧れていただけなのに、、、なんで?)
と思いました。
そして別の日は、クラスのヤンキーたちが、1人を寄ってたかって囲んで殴っていました。
何を思ったのか僕は、
「陰険なんやて!やめろよ!」
と言ってしまったんです。またボコボコにされました。
殴られていたら高校生活は終わりました。
そんな僕も41歳。先日そのヤンキーから、
「ケンジが結婚するからビデオレターに協力してくれ」
と連絡がありました。
行きたくなかったので、会社の熊田部長にどうしようか相談したら、
「スーツに着替えて派手なネクタイ締めて電話しながら行って、『あぁ!?そんなもん買いだろ買い!!』って言いながらオラついて行けばいいんですよ!」
、、、
天才だと思いました。
そして当日。
僕はスーツで登場し、ビデオの向かって
「結婚おめでとう」
と言って帰りました。
今回は生コンクリート打設の現場になります。
動画はこちらから!
生と言うだけあって生き物みたいです。職人さんはちゃんとどっちに流れていくか考えながら打設して、バイブレーターかけて、均等に打設します。
経験がものをいう作業ですよね、かっこいいです。
生という字を見ると、なぜか【手のひらを太陽に】が頭の中で流れます。やなせたかしさん作詞なんですね。いい歌です。
でも僕は合唱だと【あの素晴らしい愛をもう一度】が大好きです。
弊社のインスタグラムはこちら!
LINEの友達登録はこちらからお願いします!
今日のBGM♪加藤和彦と北山 修/あの素晴らしい愛をもう一度
  
    