7月度安全パトロール②

ゲゲゲの鬼太郎にハマっている息子が、妖怪【まくらがえし】に怯えています。

夜中枕元にやってきて、枕をひっくり返したり、頭と足の向きを変えると言われている妖怪です。

長男は父親に似てすさまじい寝相なので、朝起きると

「まくらがえしがきた」

と怯えています。

そんな姿を見ていると微笑ましくなり、同時に懐かしくもなります。

ただ私が怯えていたのは、妖怪【エロ本机の上戻し】でした。

隠していたエロ本を机の上に戻し、帰宅したばかりの思春期の少年に、血の気が引く恐怖を与える妖怪です。

エロ本隠し四段の私でも机の上に戻されていたので、絶対妖怪のしわざだと思いました。

時は経ち、家を出て一人暮らしをしていた私に、姉から電話が掛かってきました。

「あんたのエロ本を、ウチの子がどこかから持ってきて「これだれの～？よっくみてね～♪」と歌っていた。それを見たばあちゃんが、「これはおじちゃんの大事だから片付けておくね」と言って片付けに行った」

と報告を受けました。

【エロ本机の上戻しの正体はお母さんではないか】と俗説でよく言われていますが、これを学会で発表したらとんでもないことになるぞ！と身震いしました。

今回は、土木部関係の安全パトロール報告になります。

まずは付知町内の民家裏の石積みを改修する工事です。

公共工事のような設計書がある訳ではないので、依頼者の要望を聞きながら作業を進めています。

社長からは安全メッセージと炎天下なので熱中症に気をつけるよう話しました。

次は、東濃森林管理署から発注された「川上川下流（巣乗沢）復旧治山工事」の現場です。

平成19年に施工されたコンクリート谷止め上流部が、崩壊地からの土砂などで多量の不安定土砂があるため、谷止めの嵩上げをする工事です。

奥の谷止めが工事箇所です。

現場に着いてまずは現場事務所の仮設を確認。

古い板を新しくして明るくなりました。

ふと周りを見渡すと、こだわりのラーメン屋の大将みたいな人がいました。

史上最強のラーメン【木久蔵ラーメン】と肩を並べそうな風格。

「本日は納得のいくスープが出来ませんでしたので閉店いたします」と張り紙してそうです。

店内にはスポニチとサンスポとモーニング、全巻そろってない美味しんぼ。

バイトのかわい子ちゃんにはめちゃくちゃ甘そうです。

長くなりましたが、この人は田口大河さん。

好きなスタンドはザ・ワールド。

聞けば心境の変化とか。昨日頭を刈って本日初公開。存在感のある人です。

社長からは「８月期安全メッセージ」で注意喚起。

ところで、この山内主任のスマホ、これは「電子小黒板」の取組で導入したスマホです。

撮影したデータはパソコンに送られアルバムを自動整理してくれます。

工事記録写真として説明書きが組み込まれた写真が完成します。

現場代理人の負担軽減へ向け、働き方改革の一環としての取組です。

さて、写真は現場を見ながらの安全対策です。

厳しい作業環境でも笑顔が見られる、そんな会社風土を大切にしていきます。

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