10月度安全パトロール④
日本のロックフェスティバルの先駆けであり、最大規模の野外フェスである【フジロックフェスティバル】。
「行ったことある?」
と聞かれると、15年くらい前に行ったきりなのに、
「ああ、フジロックね。あるよ」
いつとは言わず、得意げに答える恥ずかしいおじさんです。
15年もあれば、赤ちゃんは中3になります。
サブカル少年はサブカルおじさんに。
変わらないのは厨二病だけです。
フェスっていいですよね。
寝間着率9割のバンドTシャツがどんどん増えます。
夏フェスが多いので、虫が口に入るのも醍醐味です。
さて今回も引き続き土木部パトロールです。今回は国有林内での工事になります。
【川上川下流(巣乗沢)2復旧治山工事】
林野庁中部森林管理局 東濃森林管理署発注の工事になります。
施工現地までは、歩くと1時間以上・・・それも胸突き八丁のような急登。
たどり着けるかも不安な現場です。
ましてや毎日なんて・・・
そんなわけでモノレールが設置されました!
林道からモノレール乗り場までも割り材で歩道が階段状に作られていました。
さあ、モノレールに乗車。終点まで約10分の所要時間。
出発してすぐに急登。まるでジェットコースターが最高点にゆっくりと登る感じです。
でも支えているのは一本の細いレールと、レールを支える支柱。
もちろん安全性はバッチリです。
でも、視覚から入ってくる情報は、絶叫マシン的な情報ばかりです。
なのに誰も声を上げない。
おかしい。皆怖くないのでしょうか?
「これでも男の端くれですから…」
私の一人我慢比べが勝手に始まりました。
ゆれる!まだ大丈夫!
落ちないの?まだ大丈夫!
倒れないの?我慢できま・・・すん!
誰も声を上げてくれない。
何とか男を保ち、たどり着きました。
で、肝心の作業現場。
崩壊地の最上部、法頭(のりがしら)といいますが、覆い被さっている状態を、平滑な斜面にするための作業が命綱をつけて実行されていました。
機械も入らず人力作業。モノレールもすごいが現場はもっとスゴイ。
まずはご覧下さい。
パトロールした社長。
作業しているみんなに感謝の気持ちを込めて
「この現場を見たら何も言えん…とにかくみんな気をつけて、作業してくれ」と言ってました。
作業しているみんなは笑顔で応えておられました。
下りのモノレール。動画でご覧下さい。
もう意地で、声を上げず動画を取っていました。パパラッチ的根性です。
※都合上こちらのLINEに上げた動画から見てください。
https://timeline.line.me/post/_dcmrGr7n70fU7x0PSNTuh_d9rSmDPgTTxwjYXFM/1163455927402038555
下に降りてこのモノレール、どこかの専門業者に設置してもらったとばかり思っていたら、土木部が直営で設置したと聞いて更に「すごい!!」の感想。
レールを水平に設置するために水平器を使いながらの作業だったと。レールの固定では支柱の角度にも気をつかったと。
「百聞は一見」・・・ではなく「一験」だと思いました。
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今日のBGM♪ポポ/電気グルーヴ