8月度安全パトロール②

ゲゲゲの鬼太郎を崇めて止まない長男に

「妖怪は誰が好き？」

と毎日聞かれます。

ねずみ男が好きです。

金と女を愛し、強い奴には絶対服従。俗っぽいところに共感。

俺様　いかさま　トリックスターな振る舞いに惹かれてしまう私です。

そんなろくでもないねずみ男が主役のお話は、昔から悲恋物語が多いです。

どれだけ騙されても相手をとがめない、惚れた女性への情を貫くねずみ男が好きです。

しかしこの魅力は、5歳の息子にはまだ伝わりません。

いつか息子が二十歳になったら、ぶっかき氷に焼酎入れて、つまみはスルメかエイのひれ、したたか飲んでダミ声上げて、ねずみ男の大恋愛を語りたいと思います。

「ねずみ男っていい男だよね。あんな男になりたいなぁ」

と言ってくれたら、お父さんもう何も教えることはありません。

今日は、岐阜県恵那農林事務所から発注された「公共 復旧治山事業（補正） 出ケ谷地区工事」の安全パトロールです。

出ヶ谷（だしがたに）は付知町の付知峡不動滝にも近く、その源を「夕森山」におき、施工地を取り囲むようにして「出ヶ谷官行造林」があります。

官行造林というのは戦後荒廃した林地を森林にするため、自治体や民間の山に国（国有林）が植林し、木が大きくなったら分収する制度の山だそうです。作業道脇には歴史を感じる看板がありました。

現地の標高は約700ｍ。付知町の市街地が約450ｍですので250ｍほど上がります。熱中症予防に設置した温度計は20度。

実際にはもう少し涼しく、いや寒く感じます。

それもそのはずです。上流の谷の様子をご覧下さい。まるで○○四十八滝。

看板表示など確認してみんなと仕事の話など。

社長からは新型コロナ対策や周辺住民対応など安全対策を話され、笑いながら「ここは熱中症対策の注意はいらんな」と言っていました。

作業は床掘りと併せて、近隣の民家で出ヶ谷の水を利用している方もおられるので、集水施設を一部修繕するなどの対応もされていました。

水の取り入れに葉っぱなどが入らないようにフェンスを設置。

「古い集水桝が破損していたので直した」まるで露天風呂です。

この貯水槽からパイプで水が送られます。

作業道にもコンクリートで排水用の横断溝設置。

施工地からの景色はこんな感じです。

災害を防ぎながら、自然環境も大切にする治山事業というものを感じました。

弊社のインスタグラムはこちら！

ＬＩＮＥの友達登録はこちらからお願いします！

今日のBGM♪初恋/村下孝蔵