
型枠
ヴィレッジバンガードが大好きで、狂ったように通っていました。
欲しいものを買うんじゃなくて、欲しいものを見つけるというあのワクワクが好きでした。
でも途中で、僕はヴィレバンに求めすぎていました。
気付いた時には、行くことで一般人じゃない何者かにしてくれるんじゃないかって、他力本願もいいところな見当違いな欲求が出ていました。
そういうものじゃないんですよね。
ヴィレバンは、魔法でもなければ宗教でもない。
不思議と同じ人が全部書いているんじゃないかと思うほど統一感のある手書きポップ。
もはや大喜利のように並ぶその言葉たちを読むたび、僕は思いました。
ヴィレバンで働ける人間は、きっと天才か変人。
もしくは、天才を装える変人。
ちなみにヴィレバンの店員さんと付き合ったこともありました。
付き合ってる間、ほとんどゾンビ映画とキョンシーばっか観せられてました。
つらくて別れました。
あれはきっと、ヴィレバンの洗礼だったんでしょうね。
結局僕は、その前で財布を開ける、ただの客でした。
今回は型枠の動画になります。
動画はこちらから!
型枠の組み立てって、見ていて気持ちいいんです。
材料が一本一本、決まった場所にピタッとはまっていく。
たぶん、型枠って「形になる瞬間」がすごく目に見えやすいんですよね。
何もなかったところに、どんどん枠ができていって、最終的に1つの型枠になる。
作っている途中から、すでに完成形が見えている。
その「見えている通り」に進んでいく様子が、なんかもう、ずっと見ていられるんです。
たぶん僕は、型枠が好きなんだと思います。
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今日のBGM♪軽い目眩/ゴーグルエース