10月度安全パトロール⑧
前の職場は転勤が多く、色々なアパートに住みました。
この頃は独身だったので、どの転勤先も自分だけの無政府状態。
そして1Kの部屋が多かったので、アナーキー・イン・ザ・1Kです。
新居に引っ越しをするたび、NEW LIFE頑張ろうと自分を鼓舞し、頭の中でファンファーレと熱狂が聴こえてきました。
しかし、季節が1つ過ぎる頃には慣れてしまい、憂いしか残りません。
そして立派なセンチメンタルジャンキーの完成です。
あるときの住まいはおんぼろ寮で、先輩たちと一緒でした。
Beer or Dieな先輩ばかりだったので、毎日が宴会でした。
酒盛りが終わるとみんな部屋に戻るのですが、酔っ払った先輩方が部屋に来る可能性がナキニッシモアライズ。
鍵をかけて寝ます、、、酔っぱらって忘れていましたが、鍵壊れています。
部屋から引っ張り出され、外へ繰り出す。
天下一品〜すき家という、思い出しても胃がもたれるような長い時間でした。
クロノスタシスって知ってますか?
時計の針が止まって見える現象このことです。
それが起きていました。
当時は笑えない日々でしたが、思い出すと笑える毎日だったのでありとします。
さて本日は、協力会社であるつけち創工社のパトロール報告になります。
【森林環境保全整備事業(保育間伐活用型外 加子母裏木曽2】
間伐した材木を搬出し、木材として利用する事業をしています。
この現場は高齢級の木材を搬出する区域で、そういった区域は「育成受光伐」と呼ばれています。
この日は作業道からグラップルで集材、プロセッサで造材、フォワーダで林道まで運材といった作業を3人で実行していました。
このグラップル、プロセッサといった機械は、土木工事に使う重機のアームの先に取り付けるバケットの部分を林業用の道具にしたもので、この他にこの現場では、スイングヤーダという機械を使用しています。
これらの林業機械を「高性能林業機械」と呼んでおり、その種類や機能について、よろしければ次のURLで林野庁の資料をご覧ください。
近年は林業の生産性や、働く人の労働強度を軽減するためにも高性能林業機械を使用するのが主体となっています。
そのためには作業道の開設が不可欠と言ってもいいくらいですが、今年のように5月には梅雨入りで、8月には豪雨といったときは、作業道に重機が入ると田んぼ以上にぬかるんでしまうので作業ができず、林業をやっている多くの現場で苦労されたと聞きました。
話は変わりますが、国民が森林に対して何を期待するかといった調査があります。
令和元年の結果が林野庁のHPにUPされていました。山崩れや洪水を防ぐこと、地球温暖化防止への貢献が上位になっています。
昔は木材の生産が一番だったそうです。よろしければ詳しくは次のURLでご覧下さい。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sanson/tayou-riyou.html
国有林でもこのようにして木と木の間隔を開け、残った立木の生育を促進するとともに、森林内に光がたくさん入り、大きな木の下に草や背丈の低い木(灌木(かんぼく)と呼んでます)が育つようにして、災害に強い元気な山作りに取り組まれています。
現場で作業の様子など話し合いました。
作業は大変なのに笑顔が絶えない現場の人たちの姿に、次の現場へ行く車中、社長が「来て良かったな」と言っていました。
治山や林道事業もそうですが、真弓峠での作業といい、人知れず山奥でこうやって働いている姿を見て、改めてみんなを誇りに思う社長の言葉と思い、少しでも多くの人たちにこういった様子を知って頂きたいと思いました。
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