国有林での取り組み発表

以前、NHKの「SWITCHインタビューの達人達」で「君の名は。」で有名な新海誠監督がインタビューされていて

「監督の映画は共感するシーンが多い。私も恋人と映画に行ったことを思い出しました。監督のそういう経験が元になっているんですか？」

と聞かれて、監督が

「僕もそういう経験があればよかったんですけどね、、、」

と言っていて、そんな監督に共感しました。

出来すぎたシネマよりリアルに共感です。

さて今回、森林部が取り組んだ現場が、「生産性向上実現プログラム」の現地検討会箇所に選定され、検討会が開催されました。

現地検討会箇所に選定された「製品生産請負事業外」川上1の現場

「生産性向上実現プログラム」とは、林業事業体の増加が見込まれない中、増大する木材生産を可能にするためにも、生産性の向上が必要だ、というものです。

挨拶される千葉署長と進行役の村木総括森林整備官

事業概要を説明される森下森林整備官（資源活用）

会場の様子

現地での開催予定でしたが、積雪で行けなかったため動画を準備し、熊田統括課長から現地の様子を説明し、現地を知らない方にも実際の様子を知って頂きました。

森林部ではこの事業を進めるにあたり、

①会社が取り組む【働き方改革】の一つとして現場代理人の事務軽減はできないか

②建設業を営む会社としての強みを生かした取り組みはできないか

を課題に挙げ、①については日報及び写真管理についてスマホを活用した取り組み結果を浅井さんが、②については急峻な地形の現地で、安全で壊れない作業道作設など建設業の強みも生かして取り組んできたことなど

を熊田統括課長が発表させて頂きました。

森林部は初めて国有林の大きな仕事を実行し、試行錯誤しながらといった面もありましたが、このような場所で発表する機会も与えて頂きました。

開催前や終了後、多くの関係者の方からから励ましの言葉などをいただくこともでき、貴重な体験となりました。

また帰り際には(有)松橋林工から参加された武田義孝さんから、スマホ利用の日報や写真のデータ管理について聞かれ、説明する中「会社で実物を見ましょう」とその足で会社へ。

立ち話もなんだからということで。

こういった取り組みは森林部のみならず土木部でも進めており、ＩＴを活用し現場代理人などが使いやすく事務軽減にもつながることで、より魅力ある会社、働き方改革につながるよう取り組んでいます。

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