養生砂散布
今年もいろんなお祭りに行きました。
お祭りに行くと、いつも思い出すことがあります。
小学生だった僕は、お小遣いを握りしめて地元のお祭りへ。
屋台の列の中に、「大きくならないひよこ」の屋台がありました。
「ずっと小さくて可愛いままだよー!」
おじさんの言葉を信じて、小学生の僕はそのひよこを買いました。
家に帰って、一生懸命育てました。
するとピヨちゃんは、どんどん、どんどん育っていって、めちゃくちゃ立派な鶏になりました。
(これじゃピヨちゃんじゃないなぁ。)そんな風に思うようになりました。
ある日、学校から帰ると、ピヨちゃんの姿はもうありませんでした。
朝、小屋の鍵をかけ忘れていたようですが、きっとピヨちゃん、気を遣って出ていったんだと思います。
今でもお祭りの屋台を見るたびに、ピヨちゃんの気遣いに切なくなります。
今回は養生砂散布の動画になります。
動画はこちらから!
舗装屋さんがよくやっているこの作業。
シンプルだけどコツを掴めないとうまくできない。かっこいいです。
真似してみたけど、一回もうまくこの放物線を描けたことがありません。
よく、「人生は放物線」て例えられますよね。体の色々なところが日常的に痛くなってきたので、「人生の放物線」下りに差し掛かったかもしれません。
話は変わりますが、今日のBGMはのっぺらの「あのよ」という曲です。
ピヨちゃんがいなくなったあの日、“死生観”なんて言葉は知らなかったけれど、その本質みたいなものを初めて感じました。
いなくなること=死、というのは短絡的かもしれませんが、小学生の僕には、それがすべてでした。
それ以来、「死ぬ」ということがとても怖くなりました。
でも、この「あのよ」という曲は不思議です。
死を悲劇としてではなく、“向こう側からのやさしい声”のように歌うんです。
「死ぬな」でも「死んでもいいよ」でもない歌なんです。
死んだあとも、痛みも濡れもない世界。その軽やかさに、少しだけ救われます。
あの世は、案外、怖いところじゃないのかもしれません。
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今日のBGM♪のっぺら/あのよ

