2021年度インターンシップ
ハロウィンが終わると、一瞬でクリスマスモードになりますね。
最近まで「もろびとこぞりて」の「主は来ませり」は「シュワ・キ・マセリ」という外国語と思っていました。
さて本日は、インターンシップの報告になります。
10月12日(火)から14日(木)の3日間、岐阜県立恵那農業高等学校環境科学科の2年生、糸魚川 虹(いといがわ こう)君と原健登(はら けんと)君の二人が、(有)つけち創工社と付知土建(株)へ、インターンシップに来てくれました。
初日は付知土建(株)の会議室に集合。
まずは、岐阜県林政部森林整備課の和田さんから岐阜県の林業や安全装備などについて説明がありました。
その後、つけち創工社が実施している加子母裏木曽国有林の間伐作業地でチェンソーの体験、高性能林業機械の体験を、現場代理人の大野さんとインターンシップ全体の指導者である無量小路さんから指導を受け実施しました。
開始にあたり付知土建(株)三尾秀和社長、三尾隆介常務からそれぞれ「林業は大変な作業ではあるがこれから期待される大事な産業。是非、興味を持って頂きたい」「林業に興味を持ってインターンシップに参加してくれてうれしい。HPでも情報発信しているので是非見てください」と期待こめて挨拶させて頂きました。
二日目はあいにくの雨模様。
予定を変更して最初に付知土建(株)の浅井さんから、スマホを活用した林業現場の管理について話を聞いた後、付知土建(株)森林部の日下部さんから倉庫の鉄骨躯体を利用した「ツリークライミング」を体験。高いところへロープで登ると聞いて「高いとこ苦手です」と尻込みしていましたが、途中からは「楽しいです!」「もっとやりたいです!」と。
森林部ではツリークライミングを利用した危険木伐採にも取り組んでおり、今回のインターンシップでは両社が協力することで、より広い林業を体験していただくことができたと感じています。
午後からは最初に東濃森林管理署に伺い、千葉求署長から国有林の取り組みや歴史を聞くことができました。
その後、貯木場では昨日の現場から運搬された材木を見学。予定にない日程でしたが東濃森林管理署のご理解で貴重な体験ができました。
場所を会社の詰所に移し、リスクアセスメントKYを体験。
ロープを編んで先端に輪(アイ)を作る体験をしてもらいました。ロープ編みが終わった頃、中津川市に洪水警報が発令。
インターンシップは警報が出た場合、体験学習を終了し帰宅となっているため、家の方に連絡しこの日の体験学習は終了としました。
最終日は晴れ。
この日は付知土建(株)の森林部が実行している事業地の川上国有林へ向かい、地拵(じごしらえ)の作業を体験しました。
川上国有林では効率的な作業への取り組みとして、伐採と地拵の作業を同時に実行しており、この日は林業機械が入れない場所は人力で筋状に枝条等を整理する作業を、新たに作った作業道の付近では林業機械を使って枝条等を整理する作業が実行されており、どちらも体験しました。
この川上国有林の現場からは遠く恵那山を望み、中津川市街や福岡市街を見下ろす景色が広がっており、日頃こういった景色に接する機会が少ない二人には、故郷を見る良い体験になったものと思います。
川上国有林を後にして付知町へ。東濃森林管理署横の草地で刈払機を体験し3日間のインターンシップを無事終了しました。
最後に付知土建(株)の玄関で記念撮影。
後日二人からお礼状が届き「チェンソー作業がとても印象的でした」「ツリークライムはとても楽しかったです」と感想が寄せられました。
一人でも多く森林・林業に関心を持って頂ければと改めて感じた3日間でした。
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今日のBGM♪You’re Sixteen/Ringo Starr